旬のはなし

千葉県で研究やってます。もうすぐアラサー

スターウォーズ考察①

こんばんは

 

今日(というか昨日)、スターウォーズⅦの二回目を見に行きました!!

一回目は三週間前に見に行ったのですが、その間いろんなサイト見たり考えたりしてました。

 

 

 

ファンはもう一か月以上経ったし見てると思うけど、ネタバレが多分に出てきます。まだ見てない人は読まないでください。

 

 

 

 

 

 

一回目感想

 

(最初のオープニングで)うおおおおおおⅦだあああああああああ(泣きそう)

めっちゃ1と4に被せてる…

BB8かわいい

レイかわいい

ファルコンかっこええええええええ

ルークのライトセーバーだ!!!

え、ここで○○が○○の!?!?まじかよ…

カイロ・レン弱くね

 

(まあまあな出来だったな。ファンとして7は及第点かな…)

 

って感じでした。

今思えば一回目は衝撃のストーリーについていくのに手いっぱいって感じ。そんなんで考察できるわけない。

あとめっちゃおしっこ漏れそうで集中できなかった。

 

 

 

二回目は、細かいシーンだったり人物の会話や表情とかに気を付けてみました。

特にレイの回想や発言ですね。レイはいったい何者なのか…

 

 

 

二回目(今回)の感想

 

(最初のオープニングで)うおおおおおおⅦだあああああああああ(また泣きそう)

ポーがカッコいい…こんなすげぇ奴だったんだ

BB8やっぱかわいい

ライトセーバーが4の奴とちょっと違う。(まあEP5の奴なんだが、そこまで意匠が変わってたっけ…?)

カイロ・レンがかっこよく見えてきた

 

(二回目見たらすげぇ作品だわ。三回目みよう(決心))

 

 

といった感じ。

色々と考えながら、気づきながら見れて、とてもとても楽しかったです。

 

 

 

 

ここで、なんとなくですがいろいろ考察を書きたいと思います。

 

 

 

  • レイの正体

最大の謎です。

 

・なぜレイはジャクーに取り残されているのか。

・レイの待つ「家族」とは誰なのか。

・なぜレイは急に強いフォースが使えるようになったのか。

 

以上の疑問が(僕以外の皆さんも絶対)あります。

 

 

 

 

考察サイトを少し見ましたが

「レイはルークの娘なんじゃないか?」

という意見が多いです。「強いフォース」「居なくなった家族」等、確かにその考えに行く条件は結構あります。

 

 

 

ですが二回目を見て

 

 

 

僕は確信しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レイはルークの娘ではない!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理由1:ルークを知らない

ジャクーでフィンと話しているとき、「ルーク・スカイウォーカーなんて神話の人だと思ってた」と言っています。

もちろん、「ルークは娘に自分の正体を明かしていなかったんだ」という意見もあるでしょうが、それだと逆にルークのライトセーバーを手にした後に逃げた理由がわからなくなります。

「ルーク=家族」であるならば、ルークのライトセーバーを手に取りルークのもとへたどり着くことこそ、家族に会うべき手段です。

一般論で考えるなら、もし父親が「帰ってくるから」って言ってたけどずっと帰ってこなくて、でも大阪かどっかに父親(っぽい人)がいるってわかったら普通会いに行くと思うんですよね。そのあと違ったら帰ればいいじゃん。

 

 

理由2:マズの城での会話

マズ(酒場の小っちゃいおばさん)とレイとの会話で確信しました

マズ「もうわかっているでしょう?あなたの家族は帰ってこない」

マズ「でも、帰ってこれる人もいる」

レイ「…ルーク」

 

この会話が真実であれば、「レイの待っている家族」=「ルーク」説は消えます。

 

まあ主に理由はこの二つです。マズが何か知らなかっただけかもしれないけどおそらくそれはないでしょう。というか、レイ=ルークの娘、なんて安易な回答はちょっとどうかと僕はずっと思ってる。

 

あと、ルーク父親説の人は、レイがルークのライトセーバーを手にした時の回想シーン?を理由に挙げているのではないでしょうか?「ルークの描写が鮮明すぎる(だってR2出てくるし)」とか。

でも、回想シーン?にはカイロ・レン達ファースト・オーダー(暗黒面の人々)も映っています。少なくとも、レイはカイロ・レンとは面識がないはずです。(面識あったらたぶんカイロ・レンはあんな言動はしないし油断しなかった。)

そして回想シーンの後、レイはマズにこう言っています「今の何?」と。

 

つまり、記憶にあるもの、記憶にはないもの、すべてがごちゃ混ぜになってレイは幻影・幻覚が見えた、という方が僕は正しいんじゃないかと思うんですよ。

強いフォースを潜在的に持つレイが、フォースの申し子の家系であるスカイウォカーのライトセーバーを通して、宇宙のフォースの揺らぎを見てしまった、という説明のほうが正しいんじゃないかなぁ。

 

 

 

まあでもこの反論や考察にも穴があるのもわかっています。

・ルークのライトセーバーにレイが引き寄せられるとき、自分の過去の泣き声が聞こえた…家族の別れとルークは関係性がある?

・予告で「スカイウォーカーの家系はフォースが強い」みたいなことをルーク(マーク・ハミル)の声で言っています。これはレイアの息子のカイロ・レンを言っているのかそれとも…?

 

とかまあ、いろいろ考えていますが

 

 

 

 

 

結局なんもわかんなかったよ!!!!!!!!

 

 

 

 

 

ってことです。

 

 

 

 

 

いろいろわかんなかったけど、他の考察も書きます。人物考察ね。

 

 

  • カイロ・レン

カイロ・レンは弱いだかっこ悪いだいろいろみんな言っています。僕もそう思っていました。

確かにすぐ暴れるし子供っぽいけど、、、

でもそれは違う!と僕は二回目を見て考えるようになりました。

 

カイロ・レンが暴れているのは、多分ダークサイドとして感情を我慢することはよくないからなんでしょう。ジェダイだったらあそこで我慢するもん。感情を使ってこそのフォース、というのが暗黒面のエリート、シスの教えです。

 

あと、カイロ・レンは弱くはありません。

覚醒したレイに最後倒されちゃったのは、チューイのボウキャスターの弾を食らっていて弱ってたからです。むしろお前ボウキャスター直撃でなんで吹っ飛ばないし戦ってんの。鉄人?ダースベイダー?

 

見た目がかっこ悪いとかも言われますが…それは逆に親近感を沸かせるためのディズニーの演出でしょう。

今までスターウォーズの悪役は、ダースベイダー、皇帝、そしてダース・モール、ドゥークーなど、めっちゃ強くて越えられない壁というイメージでした。それを主人公が倒していくところに主人公の成長の物語が描かれていたわけです。

 

今回のカイロ・レンはある意味もう一人(アナザーサイドとして)の、主人公だと思っています。

どんな主人公も葛藤し、時には道を間違え成長していきます。その葛藤にこそ、観客は共感し、憧れとは違った親しみを感じるのではないかと。

最新の三部作では、こういったダークサイドからスタートしたカイロ・レンの成長を描いていくのではないでしょうか。

 

 

このカイロ・レンみたいな、悪役側だけど葛藤して成長する主人公を描く作品は、近年のディズニーには多く見られています。(始まりのオズ、マレフィセントやパン(フック船長のやつ)など)

 

 

後気になった点は、やっぱライトセーバーですよね。

見れば見るほどカッコいい。

光刃がきれいじゃなくて不安定なのは、古代の製法だからだそうな。

 

十字といえば、一般的に我々が思い浮かべるのはやはりキリスト教(イエスキリスト)ではないかなぁと僕は思います。(まあそれは僕が半分クリスチャンだからかもしれませんが)

キリスト教において十字(十字架)は、イエスキリストが人類にもたらした救いを示しており、その象徴でもあります。

 

その十字のライトセーバーの持ち主、カイロ・レンは、迷いながらもダークサイドに身を置いています。「お許しください、光の誘惑を受けました」「祖父よ、道を示してください」と。

ジェダイ、シスともに、反対側の側面からフォースを信奉している存在です。が、その信仰は6までの映画でのシスからはわかりづらいです。

 

今回のカイロ・レンは今まで描かれたシスと違い、暗黒面を明確に「信奉」しています。

そんな彼の信仰を、十字のライトセーバーで象徴しているのかもしれません。

 

 

ちなみに十字をひっくり返した「逆さ十字」は、悪魔信仰の象徴だともいわれています。

カイロ・レンがライトセーバーを持っていると十字は…

 

 

あと、カイロ・レンの型はマカーシとシエンを混ぜたやつじゃないかな(ドゥークーとアナキンの戦い方を混ぜたやつ。片手でライトセーバーを操り剣術に長けた型がマカーシ、力強くライトセーバーを振るって相手のガードを崩すのがシエン)

 

 

 

 

 

ホログラムでしか出てこない親玉です。お前誰だよ。シス?

カイロ・レンの師匠のようですが。。。

 

よく見ると、マズと見た目が非常に似ています。同じ種族?てことは寿命も長いしな、、、

 

 

ある意味、役も役者自体も今作最大級です。

一回目見ているときに、こんなことを考えていました。

旧三部…父:ダースベイダー(悪)と息子:ルーク(善)

今回…父:ハン・ソロ(善?)と息子:カイロ・レン(悪?)

 

 

旧三部と逆じゃん!今後どう対比的に描かれるんだろう!?とおもっていましたがあんなことになるとは…

 

息子を失って、家族がバラバラになった、とハン・ソロは言っています。

ハン・ソロは少しチャラくて、表現をなかなかしないけど本当は友人達のことを大切にしている…といった、カッコいい憧れの存在です。

 

ですがEP6の時もレイアに「本当はルークが好きなんだろ、いいさ」と言っていたり、今作でも「俺は向き合うべきだったんだ」と言っていたりと、本当はどこか弱さを持つキャラです。

おそらく、レイアと素直に接することができるルーク、素直で勇敢なルーク、最後にはジェダイになってジャバ軍団をほぼ一人で壊滅させ、ダースベイダーを倒して神話クラスのジェダイマスターになっちゃったルークにずっと劣等感を抱いていたのではないかなぁと僕は思うんですよ。

 

 

でも、友人として、兄貴として、本気でルークのことを心配しています。まじカッコいい…あんたほんとに男だよ。

 

 

 

どうして・・・・

 

 

 

 

 

 

 

ふぅ。

 

眠いので考察はこの辺にします。

 

 

もしかしたら続きを近いうちに書くかも。

この文章見直してないけど大丈夫かな