選択の継続と放棄
日々は進む。仕事も進むが、先は毎日見えない。
自分の思っていることは間違いではないことがわかったものの、確信は薄く、正解は見えない。
新製品を一個担当したこと、インドに行ったこと、メンターをやったこと。毎年一つづつ糧になっている感覚はある。
それは自分を育ててくれた人がいて、応援してくれた人がいたから。
みんながずっといるわけではない。別れも多くある。
別れは悲しいが、また僕は独り立ちしなければならない。その人の手を借り、背中を押され、誘導してもらっていた日々はもう決してこない。自分で道を照らし、歩まなければならない。
僕にとって大切な人はいっぱいいるが、その人との別れもあるのだろう。仕事にしてもプライベートにしても。
止まない雨はないが、航海が終わることは一生ないのだ。嵐の中でも、どっちに進むのか、一旦泊まるのか、僕は常に選択しなければいけないのだ。
誰かに、何かに強いられるのではなく、僕が選択をすることを止めてはいけない。
と言いつつ、周囲に選択を放り投げているものも多いだろう。全部選択するのは無理だ。放り投げている状態を変えるのがまず必要なのだろうか。