旬のはなし

千葉県で研究やってます。もうすぐアラサー

三年たった

社会人になって三年がたった。

三年が節目、とはよく言ったものだと思う。
確かに、「お、俺もなんか仕事できるかも?」と思ったのは今年だし、楽しみが見出だせてきた。

辞めていく友人も多い。悲しさはあるけれど、違う茨の道だったことを思うと、自分は恵まれていたのだな、と実感する。妻も転職したことを考えると、新しい道を選ぶことは全くもって正しいことだ。

結婚し、色々な考えに触れた。というか、人と本気で向き合い、色々なことに気づいた、というのが正しい。


でも、根幹はやはり変わらない。
人、社会にとって善となるように、人類が前に進めるような働きがしたいという思い。
自分のこんなエゴを社会に突き通すのは、難しいし、とても儚い。
僕は目の前の幸せを守ることで精一杯だ。

だからこそ。
未だ僕は前に進むしかない。嫌なもの、邪魔なものには目もくれず、僕は僕のまま新しい世界を選び続けるしかないのだろう(これは三年前の自分にはなかった考え方だ)。

それが哀しいことなのか、満足のいくものなのかは、今の僕にはわからない。
たぶん、15年後、40歳を過ぎた僕にしか見えないのだろう。


また春が来る。
でも、僕は僕のやれることを、自分自身の力でやっていく。そんな自分でいられることに、感謝しつつ歩んでいこう。