僕のリセットボタン
久しぶりの更新です。ちょうど三ヶ月ぶり。
気づいたら書こうという気が起きなくなってました笑
まあでも今日は書こうと思ったから書きます。
この三ヶ月、この夏はここ数年まれに見る「かなり不毛な夏休み」でした。
旅行なら小さいものならいくらでもしたし
両親にはそろそろ飽きるほど会ってたし
空手の合宿にも行けたし(ついでに海でも遊べた)
けど、なんかしっくりこない。
よく考えたら
毎年、「今年は○○をしよう」「この夏は✕✕をしよう」という風に決めるのだが、今年はそれを気づいたらやっていない
大半の時間は、朝起きて研究室にバイトに向かい、帰ってモンハンに明け暮れるばかり。
そりゃ不毛だわ。
といっても、東京に行かなきゃいけない機会は多く、少しの気晴らし程度にはなっているのだが
つい最近になって、自分が東京が好きなのか、なぜつくばが好きになれないのかようやく分かってきた。
僕はそもそも一人が好きだ。
まあ一人っ子というのが大きいけれど、小学校の頃から僕の家だけ友人より遠かったから、最後は絶対一人だった。それが当たり前だった。
子供にとって社会というのは基本的には2つしかない。学校と家庭だ。
僕の場合、それに塾というのがあったけれど、それも同じ。家に帰る間に絶対に一人になる。その一人になって電車に揺られている時間、歩いて帰る時間、途中どこかに寄っている時間というのは、貴重な切り替えの時間だった。気分のリセットボタンみたいだな、と僕は思う。
さて、その生活を僕は12年近く送ってきた。実に僕の人生の半分であり、物心ついてからほぼずっとである。
今の僕は、大学と家を往復するだけだ。
一人暮らしの家には社会がない。一人だから、まあスイッチオフの時間だ。
けど、それはリセットではない。行き先は毎日一つしか無い。切り替えるものなんて無い。
毎日毎日会う人は基本的に同じ、気分転換の機会は無い。自転車5分の道のりでは気分転換にすらならないし、自転車でどこか行っても行く先々で知り合いに会う。
ああ、つくばには僕のリセットボタンがないんだ。
って、つい最近になって気づいた。
やっぱり僕が生まれ育ったのは東京なんだなぁ、って気づいてしまった。
最近になって、僕はいつか、いつかは東京に帰りたいと思うようになった。
けど、もしも僕のリセットボタンがある街なら、そこでもきっとうまくやっていけると思う。
P.S.
先週父親から一眼を譲り受けました。(念願!)
試しに浅草とお台場でいろいろ撮った。(今度からこういう写真もあげていきたい。うん)